映画「パシフイック・リム」を観てきました。
とにかく面白かった!
日本のロボットアニメと特撮映画への深い造詣とリスペクトに満ちていて、「ストーリーの矛盾とかキャラクター造形とか、細けぇことはいいんだよ。とにかくオレは怪獣とロボットが肉弾戦するシーンが撮りたいんだ!最低限のハリウッド映画の文法は守るから、あとは好きにやっていいよな?」みたいな潔さが伝わってくる良作です。
香港の高層ビルの窓に映り込むロボット「イェーガー」の姿や、ウルトラマンよろしく怪獣を投げ飛ばすシーン、胸部に内蔵したミサイル砲、肘関節からロケット噴射して加速させるパンチ、男女ペアでのロボット操縦・・・映画に登場するギミックやデザイン・シチュエーションなんかは日本の特撮映画やロボットアニメを知る人なら既視感満載なんですが、アメリカ発のサムライやニンジャが登場する映画にありがちな「変な勘違い」がなく「わかってる」感がすごい。
夏休みの娯楽映画としては満点でした。
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